動物の“販売”について
また、「ペット・ブーム」の存在する日本国、
最近保健所に連れて来られる犬で多いのが、
6・7年前に大流行した『シベリアン・ハスキー』や『ゴールデン・レトリーバー』だそうです。
流行おくれだから、こんなに大きくなるとは思ってなかったから、
そのように殺される生まれたばかりの動物がいる一方、『ペットショップ』はさらに賑わいを見せています。
狭いケージに効率良く、ぎゅうぎゅうに詰め込まれたペットたち・・・
狭いケージではろくに動けず、
好奇の目にさらされたストレスにより、ケージの中をグルグル回る「異常行動」をみて、
私達は「きゃーかわいい!!」と歓声をあげています。
ペットショップに行くのが大好きな人も多いです。
ケージに並び、値段が付いている『商品』として動物が扱われている事にも、なんの疑問も抱きません。
動物に値段を付ける発想自体、動物の命を軽視しています。
動物は本来、最低でも2ヶ月は親のもとにいなければならないのに、
「小さければ小さいほど売れる」為、生まれてすぐ売り場に出されます。
そのような状態の上、感染症などが発生し、病気になったり死んだりする動物が多いです。
それでも、売れた子たちはまだましです。
余ったら、殺されるか、実験動物としての道が待っています。