悪質ブリーダーの実態

 

 

    動物に対するきちんとした知識、飼育能力もなく、動物を次々と繁殖していく。

    余った動物たちは見捨てて飼い殺し、動物実験へ譲渡、という選択もあります。

    悪質ブリーダーは、自分の利益のために、自分よりも弱い動物を物の様に

    利用するという、この上ない残虐な人々です。

 

 日本では、ブリーダー(繁殖家) になるための免許制もなく、

 素人だろうが誰でも、ブリーダーになることができます。

 そのため、儲けることしか頭にないような、動物の知識もない

 悪質なブリーダーが次々と生まれていくのです。

 

   人気のある種の犬は何度も不自然に妊娠させられ、

   その身体が壊れるまで子供を生まされます。

   生まれた子供は、すぐに母親から引き離されます。

   商売のために。
  
   子供は母親のお乳をすうこともできず、

   母親はまたすぐに妊娠させられるのです。

 

  こうして動物は人為的にどんどん増やされ、

  商品として成り立たないような動物、

  大きくなっても引き取り先が見つからなかった動物たちは、

  “不要”とされます。

 

     不要とされた動物は、動物実験に譲渡されたり、

     そのままえさも与えられず、掃除などの管理もされぬまま

     “飼い殺し” されるのです。



きちんとした良識を持つ、言うまでもなく動物を愛することのできる人のみが、

ブリーダーとしての資格を与えられるべきではないでしょうか?

 



鎖に繋がれたまま餓死した犬


病気のまま放置された犬