そして最後に、闘牛がいよいよ立つ事ができなくなったとき、

”闘牛を殺す” のです。

長い剣を闘牛に突き刺し、大動脈、大静脈を切るのです。

ひと突きで殺すならまだしも、一度ではなかなか殺せない場合が殆どで、

何度も剣を突き刺すことになり、闘牛が苦しみながら死んでいくこともあります。

ひと突きで殺すことは美しいこととされています。

 

 

 

闘牛が殺されると、助手達が闘牛の耳を切り取ります。これは後に、闘牛士に授与されるのです。

そして闘牛は馬で引きずられながら闘牛場を後にします。

闘牛場には解体所が設けられており、そこで闘牛は解体され、牛肉として売られます。

 

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―闘牛についての事実―

 

   闘牛士になるには、相当の訓練が必要とされていますが、下積み時代には、

   練習用として小牛が使われています。

 

   スペインでは、子牛を使った “コミック闘牛” といわれるものが、年間数百回行われています。

 

   闘牛はその殆どが殺される運命にあります。年間約三万頭の牛が殺されています。殺された子牛、闘

   牛は解体され、食肉となります。

 

   闘牛用牧場は、良い闘牛をつくりだすために、いろいろな交配を重ねたりしています。