鶏 肉、 卵 が 作 ら れ る ま で -1-
ケンタッキーフライドチキンなどのファーストフードやレストラン、また家庭でも鶏肉はよく食べられています。
卵は1日1個は口にするでしょうし、そうでなくても、様々な食べ物の原材料としても卵は使われています。
しかし、そのもととなる鶏たちが工場でどのように扱われているかを知る人は少ないでしょう。
―工場には、採卵鶏と、ブロイラー(食用鶏)がいます―
採 卵 鶏
1年中春だと錯覚させて卵を多く産ませます。 産卵率が落ちると、 いわゆるショック療法が行われます。 つまり数日間餌を与えずに暗い場所に 鶏たちを置くことにより、 彼らは再び産卵をはじめるのです。
自然な状態では、鶏は15〜20年生きますが、採卵鶏の寿命は1年半程度です。 自然の雌鶏が1年間に産む卵の数は10数個ですが、
採卵鶏の雌は1年間に250個もの卵を産みます。
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