私が今まで見た/聞いたペットショップの実態
某デパート屋上にあるペットショップを見ました。
狭くて臭い室内に並べられた檻。檻の中の哀れな動物たち。
小さな檻の中に、3匹のペリグリードッグがいました。
一匹は横たわり、他の二匹はずっと檻から出ようとしていました。
自分の背丈と変わらないような檻の中でずっとジャンプし続けているのです。
私は暫く彼らを見ていたのですが、ずっと・・・それを続けているのでした。
決してその檻から出られることなどないと、彼らは分かっていないのでしょうか?
それとももう気が狂ってしまったのでしょうか。
どう見ても、あのような状態では、ストレスから気が狂ってもおかしくないと思われます。
私はものすごい恐怖に教われました。
どうして人間に彼らを監禁する権利があるだろう?
野生の彼らを捕まえてきて、人間の娯楽のために販売すべく値段をつけて、
汚い小さな檻に閉じ込める。
同じ人間がそれをやっているのかと思うと、自分にも罪の意識を感じました。
日本中の至る所にこのような店が存在するのだ、
商品とされた悲惨な動物たちが数え切れないほどいるんだ、
と思ったら途方にくれて全くやりきれない気持ちになりました。
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あるペットショップで勤めている方の話です。
閉店後、子犬が言う事を聞かないからといって、店員が子犬を床に叩き付けたそうです。
その子犬は骨折しました。
翌日、その店員は店長に、この犬が勝手に床に落ちた、と報告したそうです。
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交通量の多い、広い道路に面したペットショップ。炎天下、排気ガスと騒音の中、
うさぎたちは外に置かれていました。小さな檻に3匹のうさぎたちです。
電話で店に連絡し、あの状態ではうさぎがかわいそうではないか,と言ったところ、
そうですね、かわいそうですね、とぶっきらぼうな返事。
一週間くらいたって、何とか中に入れたようでした。
でもその代わりに、カブトムシとカメが今度は外に置かれていました・・・。
置く場所もないのなら、商品 (動物) を増やさなければいいのに、と思います。
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