世界医療産業の犯罪 抜粋 −3−

 

 

  癌撲滅キャンペーンでは、昨年、750万ポンドが集まり、

  研究費としてあちこちの研究団体に寄付した。

  医学という名の祭壇に捧げ物をすることによって、

  悪魔の目を避けることができると信じている迷信深い大衆の貢物を

  当然のように受け取っている団体がいくつもあるのだ・・・

  痙性麻痺協会は300万ポンドを研究助成に使った。

  この協会はガイズ病院の研究プログラムに200万ポンドの助成金を

  出したことがあるのだが、

  そのお金がどんなことに使われたか知っているのだろうか。
 

 

 この病院で働いていた青年研究者の母親の証言を聞いてみよう。

 この青年が、ロンドン大学内のある建物の最上階から

 動物のなき声が聞こえてくるのに気づいて上がっていった。

 そこでは様々な動物が、たとえば、筋ジストロフィーの実験のために

 手術をされて後ろ足を引きずるなどして、

 苦痛にのたうち回っている光景を目にした。

 このとき、この青年は動物実験への嫌悪感から、

 科学者としての自らのキャリアを捨てたのだという。

 

  過去1000年にわたる動物実験は、人間の病気のために、

  ただのひとつの治療法さえも生み出さなかった。

  しかし、無数の新種の病気を作り出してきたのである。

 

 

  動物実験者は、実験が単に研究者個人の野心や好奇心を

  満たすためのものではなく、

  人類の幸福にとって不可欠なものであると主張する。

  しかし実験の実態が公表さえされないという事実が、

  この主張の立証を困難にしているように思われる。


  癌細胞を植え付けられ、巨大な腫瘍を抱えたマウス

 

 

世界医療産業の犯罪 抜粋 −4−