どんな動物実験が行われているのか?



                     動物実験が行われている部屋のドアはかたく閉ざされています。

                      部屋の中の様子を詳しく知るのは、実験関係者と悲惨な動物たちだけです。

                      私たちは、時々ニュースなどで実験動物を目にすることがあります。

                      しかし、もちろん残酷な映像が流れるわけがありません。

    


一頭のイヌが、キリストの苦悶がどれくらい続いたかを研究するために、十字架に掛けられる。


一頭の妊娠している牝イヌが、激しい苦痛の中での母性本能を観察するために、内臓を取り出される。


おとなしくて愛情深い性質でよく知られているビーグル犬は、

お互いに攻撃をしはじめるまで拷問を加えられる。

この実験を行っている「科学者たち」は、「青少年非行の研究をしている」のだと言っている。

 

 



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http://www.contentfree.org/~soar

student organization for animal rights SOAR
 
  年間毎日… 何百万という動物 ― 主にマウス、ラット、モルモット、
 
  ハムスター、イヌ、ネコ、ウサギ、サル、ブタ、カメ、それにまた

  ウマ、ロバ、ヤギ、鳥や魚まで
 ― が、いろいろな酸によって

  徐々に盲目にされたり、ショックを繰り返されたり、

  間欠的に液体に浸されたり、毒を盛られたり、

  致命的な病原体を接種されたり、内臓を摘出されたり、

  凍結してそれから蘇生させ再び凍結されたり、

  飢えさせられたり渇きのために死ぬまで放置されたりしている。

  多くの場合は、種々の腺を全面的あるいは部分的に摘出するか
  
、 脊髄を切断した後で、そのような目に遭わされるのである。

 

     犠牲者の反応は、それから克明に記録される。

     ただ長い週末の期間は別であって、その間は、

     動物たちは面倒を見られず放置され、

     自分の苦痛について思い患うままにされているのである。

     苦痛は数週間、数ヶ月間、数年間続くかもしれない。

     やがて死が彼らの苦悶に決着を付けてくれる。
  
     死は犠牲者たちの大半が知るようになる、

     唯一の有効な麻酔剤なのだ。


重度の火傷を負わされたビーグル犬

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https://members.tripod.com/~duwonnie/index-2.html

 



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http://www.contentfree.org/~soar
student organization for animal rights SOAR
  
  
しかし、死んだように見える場合も安楽に放置されないことが

  よくある。蘇生させられて ー現代科学の奇跡であるがー

  彼らはまたもや新たな拷問を加えられるのである。

  苦痛に狂ったイヌは、自分の足を食べてしまうことがある。

  痙攣のためにネコは檻の壁に体を打ちつけ、虚脱状態になり、

  サルは自分の体に爪を立てたり噛みつこうとするか、

  檻の仲間を殺したりする。

                                 

    煙草の吸い過ぎが肺癌の原因になることがあるということは、

    世界の統計からも決定的に立証されているが、

    研究者 ―とくに煙草会社に雇われている研究者― は、

    喫煙が肺癌の原因であることは 「まだ科学的な証拠がない」 

    と、頑固に主張している。(中略)

    何百万という動物 ―主としてイヌやウサギが― 

    拘束装置をかけられて身動きできないようにさせられ、
  
    生涯続く喫煙実験の対象となる。


現代の蛮行より

             

“動物実験証言集 ‐1‐”