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無駄な実験に使われる動物たち -2-

 

アメリカではウマを鞭で打つと厳しく罰せられる。しかし科学研究の名目で、

一頭のウマを殺すためには何度殴られなければならないかを調べたいと思えば、

何百頭のウマでも棒で殴り殺すことができ、しかもこれは「科学」であるという理由で、

同僚から賞賛されるのである。

 



Source Photo
http://www.geocities.com/Heartland
Pointe/5013/vivimedia.html
「時には発作がおよそ18日目まで延びることがあるが、この時には発作が

はるかにひどくなる。発作と発作の間の時期には、動物はまるで絶えず

伸筋の痙攣を起こしているかのように、爪先立って歩き、発作が継続して

起こるときは、檻の中を激しい勢いで突進し、叫び声を上げたり、

口を開けたままで痙攣を起こして転がる。たいていそのあとは死亡する。」

                    『イギリス医学雑誌』 「栄養に関する実験」


「脳手術の直後は、ネコは右側に向き、横転しようとする傾向があった…

明らかに水頭症(頭蓋腔の中に液が異常に溜り圧迫する症状にかかって

いた。九月二十七日、このような発作の最中に、脳の右皮質を除去した。

ネコは八月四日の最初の手術から翌年の三月に至るまで生きていた)」

                     『総生理学のための実験開拓者の記録』


       
       (中略)雌イヌが人間に手を加えられた子イヌをついに出産し、バーナードがそれを取り上げて解剖し、

       実験が成功したかどうかを確かめないうちに、雌イヌがすぐに子イヌを食べてしまったときの彼の驚きは

       非常なものであった。彼自身の述べるところによると、助手がその悪い知らせをもたらしたとき、

       「そんなばかな!」と彼は叫んだとのことだ。「イヌは共食いはしない。」

       しかしイヌでも、実験者が実験を終了すると、共食いをすることがある。

       それは、ヒヒの母親が南アのグローテ・シュール研究所に行く途中、赤ん坊の頭をもぎ取ってしまうことが

       あるのと、同じ理由からであろう。 バーナードは残念そうに付け加えている。

       「われわれは母イヌの反対を受けねばならなかった。私はそのありさまを見ることができた。

       舌で子犬を1匹ずつ舐めて、そのうちに一匹の黒い縫い糸が舌に触った。

       何かおかしなところがあると感付いて、母イヌはその子イヌを食べてしまった― 

       閉鎖を起こしている腸に母乳を入れさせて、やがて死なせてしまうよりもその方がいいと思ったのだろう。」



     これまで考え出されてきた一番効果のある「一般大衆向けの麻酔剤」 
 
     の一つは、実験動物をいわゆる「無声化」することである。

     犠牲動物の叫び声で隣人や通りの通行人が疑惑をおこさないようにする

     にはどうするのか?原則としては、その声帯を除去する手段を用いる。

     これで犠牲動物には、とくに食物を呑み込む際に、苦痛がさらに加わる

     のである。だが重要なのは、動物の苦痛を避けることではなく、

     一般大衆の感受性に与える苦痛を避けることなのだ。 



Source Photo
Animal Cruelty Investigation Group
http://www.acigawis.freeserve.co.uk/vivisect.html

 



喫煙を強制させられるビーグル犬

Source Photo
http://members.tripod.com/~duwonnie/index-4.html

  

  

「動物に残酷な人間は病気とは思われないであろうか?

精神病院に隔離する必要はないのか?」

                             メディカス




     
「私は、著名な生理学者ゴルツ教授の科学上の本拠地、ストラスブール生理学研究所で相当期間過ごした…

     すでによく知られている事実を確かめるのに、なぜこんなに多くの時間が費やされているのかわからない…

     カエルには麻酔は使用されていないし、イヌの場合には麻酔は申し訳にすぎない…

     動物は拘束具に縛りつけられていて、哀れな声で呻きもがいているが、どうにもならない…

     それから手術者が思う存分切り刻むのだが、すべて何の目的もないのである…

     ある使用人は、頭を支えることのできないハトや、ぐるぐると円を描いてしか歩けないイヌを自慢げに指差した。

     「ある動物実験者は、カエルを沸騰している湯の中に投げ込んでも、ネコを生きながら火焙りにしても

     苦痛を感じないのだと公言した。普通の知性を持っている人間なら、こんなことを聞いてばかばかしいと

     思わないものがいるだろうか?

     …パリでは、私はパストゥール研究所でしばらくの間仕事をしていた。

     そこではウサギの開腹手術を行うのが通例になっていた。麻酔は用いられていなかった。

     私は、そこに数年間勤めている一人の助手に、麻酔を用いたことがあるのかと聞いてみた。

     彼は、『いいえ、全然』と答えた。あるとき、二人のフランス人の医師が研究所を見学に来た。

     一匹のウサギが解剖されていた。彼らは面白そうな微笑を浮かべて眺めていた…

     「場合によっては、眼球を砕いてしまうというような残酷な手段を用いることがある。
  
     手術に耐えて生き残った動物は、再度の拷問に耐えられる程度に体力がつくまで、檻の中に入れられた。


     手術の結果は痛ましいものであった。体の一部が麻痺しているものもあれば、脳を除去されたものもあった…

     「動物は知能が低いから苦痛を感じないなどというのは、ばかげている。

     苦痛は神経を通じて脳に伝えられるが、知能関係以外の神経、たとえば視覚、嗅覚、触覚、聴覚などがある。

     動物によっては、これらの神経が人間以上に発達していて敏感なものもあるのである…」

                                    スティーブン・スミス博士 『科学研究―内部よりの見解』


                  

 

“化粧品のための動物実験”