私たちは牛肉、豚肉、鶏肉などをスーパーやデパートで購入します。

これらは全てきれいに包装され、それが動物の一部であったなんて思えないほどです。

そしてその肉を調理し、口に入れるときに、動物たちの姿を想像して食べることもあまりないでしょう。

また、これらの肉が作られていく過程など、あまり想像したくはないと思います。

しかし私は最近、いくつかの本などを読み、家畜動物たちの置かれている現在の状況を目にし、

想像以上の残虐な現状に驚きました。

こんなにも過酷な毎日を送り、残酷な殺され方をし、私たちにその肉を提供していると知り、

私たちはここまでして肉を食べなければいけないのか、と思わざるをえませんでした。

私が今まで目にした本、サイトなどから得た事実を一人でも多くの方に知ってもらいたいと思います。

 

 

鶏肉、卵が作られるまで

用無しとされるヒヨコはまとめて
窒息死させられます
肉に加工されていく鶏たちは
生きたままベルトコンベアを
まわって屠殺されていきます
     

牛肉が作られるまで

ピンク色の柔らかい子牛肉
子牛の一生は全く残酷なものです
機械で不自然に次々と搾取される
牛乳−その為もたらされる病気
多くの牛は意識ある中屠殺されます

     

豚肉が作られるまで

連続して何回も妊娠させられ
薬によって不自然にたくさんの
子供を生ませられる雌豚たち
電気棒でつつかれながら
屠殺場へとせかされる豚たち
彼らの存在は単なる物なのです

     

 

マクドナルドの実態 安くて人気のマクドナルド
しかしその実態はまさに動物虐待
多くの人に事実を知って欲しいです

私が目にした養鶏場 偶然目にした日本の養鶏場
鶏たちのその無残な姿に私は
愕然とさせられました

 

 屠殺される際、動物たちはきちんと気絶させるべきです。

     報告では、失敗率が3%は良いとされており、1%を守っている屠殺場もあります。

しかしこれでは、1年当たりで見ると、百万の牛、3百万の豚、9百万の七面鳥、2億4000万羽の鶏が

意識のある状態で残酷な死を迎えている事になるのです。

 

  この本を手にしたことで、食用とされる動物たちの実態について、

  とても詳しく知ることができました。

  当サイトの作成に当たっても、この本を大いに参考し、写真も掲載しました。

  この本が発行されたのは1982年ですが、

  私が他の本や関連サイトなどを見た限り、

  現在も工場は同じような状態と思われます。(悪化さえしています。)

  当サイトに掲載の写真には白黒のものもありますが、

  決して過去の様子を物語っているのではありません。

  現在も、動物たちは同じような状況にあるのです。


                    アニマル・ファクトリー

                    著者 ジム・メイソン ピーター・シンガー

                    訳者 高松修

                    発行所
  褐サ代書館

 

         なお、当サイトに掲載の写真の殆どは、

         “Farm Sanctuary” (http://www.farmsanctuary.org/)

         からの引用です。

         多くの写真のほかに、ビデオでの映像も見ることができます。

         とても充実したサイトですので、ぜひ皆さんにもご覧になって頂きたいと思います。